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タイに来て、早くも1ヶ月が経過しました。この1ヶ月は、楽しかったこと、嬉しかったこと、悔しかったこと、不安だったことなど、たくさんのことが入り混じった毎日でした。
楽しかったことは、まず6月24日~26日までの2泊3日であったキャンプで、ウエスレヤンでいうと、フレッシュマンキャンプにあたるものです。私は交換留学生として留学中ですが、他のスタッフの手伝いや盛り上げ役など、スタッフとして自分ができることをしっかりとやり、微力ながらもしっかりとスタッフをサポートしました。
キャンプでのアクテイビティ内容は、「ポン」という所にある大きな公園のような所でゲームを行いました。先輩スタッフが考えたゲームで、各ポイントにいて、新入生は長いひもの中に入って1つとなり、歌いながら各ポイントを周ります。声が小さいと先輩たちから「聞こえない!!」と怒られます。私もスタッフとして、新入生に「声が小さい!!」と叫びました。
↑これが、私の担当していたゲームポイントです。このゲームは、新入生が奥にあるため池から水を汲んで地面に置いてあるバケツに水を入れ満杯にします。水の汲み方は、手、Tシャツ、靴など新入生が身につけているものであれば何でも使って良いので、みんな靴を脱いで水をすくってきたり、シャツに水を含ませてきたり、手で汲んできたりと各々のやり方でバケツを満杯にしました。その後は、木に吊るしてある別のバケツに水を移し、2グループのうち、どちらが多くの水を移せたかで勝敗が決まるというものです。制限時間が5分間設定してあるため、新入生は必死で水汲みや水移しをやっていました。
また、新入生は先輩の前で踊りも披露しなければならないのですが、少しでも恥ずかしがったりするとやり直しです。この日はあいにくの雨で、皆ずぶ濡れになりながらも、お構いなしに思いっきり楽しめたのでよかったです。
そして、みんなでゲームを楽しんだ後は、片付けをして宿泊所でもあるテクノポン( Phon Commercial Technical College) へ移動して別のアクティビティを行いました。
↑この写真は会場となる体育館の建物です。この建物は日本から贈られたものです。ちなみに、手前にある銅像は、CASとテクノポンの創設者であるDr. Krasae Chanawongse の奥様である Dr. Penkae Chanawongse です。また、体育館の中にもDr. Penkaeの遺影や遺品の品々が展示されていました。この場所が、宿泊所と交流会の会場です。交流会では、先輩と後輩が一緒になって様々なゲームをしました。
↑これは、ジャンケンをして負けた人が勝った人のうしろについていくという電車ゲームのようなものです。みんなで歌ったり、踊ったりとても楽しかったです。
↑これは、新入生に先輩が踊りを教えているところです。右手前のスタッフは友達のトゥッキーです。彼女は踊りが上手で、即興で踊ることができるので踊りの先生としてみんなに教えているとてもおもしろい人です。
そして、アクティビティを思う存分楽しんだところで、先輩達は後輩達を取り囲んで、これからCAS で楽しんでキャンパスライフを送れるように、勉学に頑張って励むことのできるように、そして一人ひとりがCASの一員であることを心に刻むようにエールを贈りました。
私も先輩のひとりとして後輩達にエールを贈りました。そして、このアクティビティは一番最後にタイの踊りの披露があって、その後に先生はじめ、学生全員がロウソクに火を灯し、祈りを捧げました。
↑この写真がタイのダンスです。一番右は以前ウエスレヤンに交換留学生として来ていたJoob(ジュプ)です。
↑そして、この写真がみんなでロウソクを立て、祈りを捧げる様子です。この時、体育館にいた全員が持っていたロウソクの灯りはとてもきれいで神秘的でした。
また、楽しかったことと同時に嬉しかったことは、このフレッシュマンキャンプを通して、さらに多くの友達ができたことです。自己紹介の機会をいただき、タイ語で自分自身のことについて少しだけ話しました。自分の名前、出身地、そして今タイ語を勉強中でまだ少ししか話せないといったことを話しました。
みんなはすぐに名前を覚えてくれて、すぐに友達になってくれました。みんな、いい人達ばかりです。そんなみんなから日々助けられながら生活しています。ちなみに、となりに立っているのは私のお世話をしてくれているNutちゃん(ナッちゃんまたは金子まさる)です。ウエスレヤンに留学経験のある学生みんなから本当に全般的といっていいほど助けられています。
たくさん、友達ができて本当よかったです。みんなは、私がタイ語を理解できないことを承知でタイ語で話してくれます。なぜなら、まずタイ語を日常的に聴くことでタイ語に慣れ、会話ができるようにという考えだからです。しかし、どうしても私が理解できない時には英語で話してくれます。今のところ、みんなのおかげでタイ語で少しは会話ができるようになりました。屋台や食堂で注文することも一人でできます。ちょっとずつですが、タイ語の成長がみえます。しかし、言葉が通じなくて悔しい想いをすることも多々あります。会話の内容が理解できず、意思の疎通ができなくて困ることだってありました。これが本当に悔しいです。
また、授業では、中国からの交換留学生とタイ語の勉強を目的とした一般の中国人、ベトナム人、アメリカ人と一緒に授業を受けているのですがタイ語のアルファベットの授業で、タイ語のアルファベットは44字あるのですが私だけ全て覚えられずに悔しい想いをしました。なので今もまだ覚えきれていませんが、自分のペースでひとつひとつ確実に覚えられるよう努力しています。
↑この写真は、中国からの交換留学生5人の歓迎式の集合写真です。私は日本人1人だけということもあり、一緒に参加させていただきました。ここでは、CASのシャツ2枚とノート、ペン、時間割をいただきました。毎日、いただいた勉強道具を用いてタイ語の勉強を頑張っています。
授業は、ベーシックコンピューター・タイの文化・タイ語リーディング&ライティング・タイ語スピーキング&リスニング・タイ語発音の5科目です。難しいことも多々ありますが、楽しく勉強しています。ただ、授業時間が日本では90分なのに対してこちらでは、120分や180分の授業時間の設定があります。しかし、やはりここはタイなのでいつも授業の始まる5分前には教室に行くようにしているのですが、時間通りに始まったことはほとんどありません。はじめは慣れませんでしたが、今は少しずつ慣れてきています。
不安なことは、最近はあまりないですが、最初の10日目ぐらいに急に引っ越すことになったり、スケジュールの変更の多さなどに不安でいっぱいでした。しかし、「ここはタイだし、日本とは違うんだ!!」と思って毎日を過ごしていると気が楽になりました。最初は、毎日がドキドキでした。正直、タイで留学生活を無事やっていけるのかと思うこともありました。しかし、私には多くの支えてくれている人、応援してくれている人、助けてくれる人が多くいます。本当にありがたいことです。心から感謝しています。
とても濃い1日1日、あっという間の1ヶ月でした。
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